
体質によっては気になるほどの汗が出やすく、日頃から悩みになっているという人もいるかもしれません。
そんな体質が、大事なシーンである結婚式でいかんなく発揮されてしまうのは困るものです。
ウエディングドレスは脇があいたデザインになっていることも多く、汗を止めるものがないだけに心配に感じてしまうところでしょう。
脇汗対策には制汗グッズが活躍
ウエディングドレスの着用における脇汗対策はどのように行うのが効果的なのか悩むところですが、いくつかの選択肢の中から選ぶことができます。
もっとも手軽なのは、いわゆる制汗グッズを利用することでしょう。
スプレーやクリーム、パウダーなど、複数のタイプがありますが、汗線にフタをして脇汗を出にくくすることに期待ができます。
軽度の症状ならば、こうしたグッズによりある程度の対策をすることが可能で、結婚式時に活用してみるのも良いかもしれません。
しかしながら、程度によってはそこまで劇的に汗を抑える効果には期待できないとも言えます。
脇汗対策には脇汗パッドの透明タイプを
基本的にこうしたグッズは軽めの症状には効果を発揮するものの、人一倍汗が出やすい体質ですとあまり効果が出ないことも多いのです。
症状次第では別の手段で対策を講じた方が良いでしょう。
脇が隠れるデザインのウエディングドレスの場合なら、脇汗パッドを貼って対策をするのもひとつの選択肢です。
肌に直接貼る、あるいはドレス側の脇部分に貼る必要があるため、脇があいたドレスですと使用しにくいですが、これも汗防止として役立つアイテムのひとつです。
物理的に汗を吸い取ってくれる点に特徴があり、スプレーなどによる間接的な対策では不安が残るという人は活用してみるのがおすすめと言えます。
目立ちにくい透明タイプもありますので、ドレス着用の際にも簡単にバレてしまうことはないはずです。
脇汗対策は芸子さんも愛用のバンドが必須
半側発汗で対策をする方法も挙げられます。
これは条件反射を利用した汗止め方法ですが、人間の体は特定の部分を圧迫すると、反射によって反対側の汗が出にくくなるという特徴を持っています。
例えば胸のあたりを圧迫することで、そこから上部分の汗を出にくくできると言われているのです。
よく舞妓さんなんかは帯を高い位置に巻くことで、顔の化粧崩れを防いでおり、これこそが半側発汗の効果です。
専用ベルトも販売されているため、ひとつの手段として検討してみてはいかがでしょう。
こうした手段を講じることによって汗防止ができるかもしれません。
脇汗対策に手術も効果的?でもリスクが~
ただ、それでも効果を得られないという人もいるかと思われます。そういった場合は医療機関による治療を検討してみるのも良いと言えます。
そもそも汗が出やすいのは、人よりも汗腺の働きが活発だからであり、簡単には汗も止まってくれません。
そうした人でも、専門治療を施すことで改善できる可能性もあるのです。
治療には種類がありますが、ひとつはボトックス注射と呼ばれるもので、筋肉を弛緩させて汗を出にくくする効果を持ちます。
特徴的なのは注射だけで効果を得られる点で、手軽に済ませたい人に打ってつけです。
傷になる心配もありませんので気軽に受けられるのではないでしょうか。
メスを入れない治療法であるミラドライという方法もあります。マイクロ波の力で間接的に汗腺に働き掛けるのが特徴で、傷を作ることなく汗止めをすることが可能です。
メスを入れることをしないために、選択をしやすく人気があります。
確実な治療ならば手術をするのも良いかもしれません。
メスを入れて直接的に汗腺を取り除く方法ですが、確実性で言えば一番高いと言えるでしょう。
ただ、脇に少し傷が残ってしまうこともあるため、これから結婚式を控えている場合は、その影響をよく考えた方が良いでしょう。
脇汗でウエディング対策まとめ
結婚式は1年中季節を選びません。
女性の憧れのウエディングドレスも袖の無いタイプ、襟ぐりが大きく空いたタイプ、背中が見えるタイプとバラエティに飛んでいます。
女性にとって一生に一度の晴れ舞台、結婚式でのメインはなんといっても花嫁さんです。
自分に納得のいく素敵な衣装を身にまといたいですね。
その大事な衣装を汗のせいで不本意な衣装にしたくないものです。
結婚式の日取りですが早い方で3ヶ月前だったりしますが、これくらい時間があれば十分に脇汗対策ができるので心配しないでくださいね。
最近では肌のタイプさえ合えば、何回か就寝前に制汗剤を塗り込んでおけば、脇からの汗が減るタイプもあります。
肌に合わない場合もあるので一度自分の肌で試してみると良いでしょう。